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果風呂:根茎成長記録

フリクションボールペンで下描きテスト&レポート

今更試してみたフリクションボールで下描きレポート! ではありますが過去にTogetterに感想出てたぜ!!というありがちナイスな出オチで始めます。ファイィ…(半死

レッツ【フリクションペン使用してイラスト、漫画を描いていた、描いてみた方の感想】フリクション
フリクション【漫画家さんやお絵かきさんにお勧め、篠房六郎先生の下書き術】
今回購入したのは0.38mm極細のアプリコットオレンジとライトブルー、そして広い面も消せるフリクションイレーザーです。0.5mmブラックは以前よりもってましたが下絵で使おうとは思ってませんでした。0.5は太いしインクの出が鈍いから軽い線が描けない。

今回差し替えのコマが有るので試しに下描きして上からペン入れしてみたところメリットデメリットがよくわかりましたね。
一番のメリットは消しカスが出るのがどれだけストレスだったか思い知ったことか。ドライヤー熱でページ丸々消しは未だやってないんので次の機会に。
一番のデメリットはボールペン先が硬い&極細なので紙に描き傷(描画線部分が凹む)が出来てしまいその上から付けペンで描画すると線がよれる。くぼんだ溝があれば当然均一な線にならないわけで今回の差し替えコマ内の瓶のアール部分がヨレヨレしてしまい気持ちも下げ下げになりました。ここら辺はまだ0.5mmの方が紙を痛めない感じ。
それと、インクの出がそれほど滑らかでないので描画スピードがあがりません。描画スピードというのは語弊があるかな、ワンストロークに時間がかかる。
とはいえやはり消し作業をするとカスが出ないのはストレスフリーで良い。

なので私的に出来そうな使い方は
筆圧をもっと下げれるようになること。これはシャーペンでも軽めに描ける方がいいので精進するべし。
ページまるまる全部をフリクションだけでやろうとしなければいいわけで均一な下絵部分に使う=モブなど。目安だけの部分もいける。
今回消し作業で嫌になった大きな原因は今まで消しの作業を5〜10ページ分ごとにやっていたのに30ページ以上貯めていたことでした。あの消しの作業もページ5割が消えるインクだったらもう少しラクだったはず…なので使える箇所に有効に使おうと、シャーペンでの描き込みも軽くできるなら軽めに、そしてペン入れそのものがもっと安定できたらいい感じにできる(はず。

という感じで以下、下描き→データ上で2値化(グレースケールまで)→


アプリコットオレンジだとモノクロ2階調化である程度消えてますね。

※うちのスキャナはモノクロとかグレーで読み取ると解析データが最適化されすぎてデータが省かれてしまう感じが有るので1677万色で読み取ってから[→トーンカーブで補正→モノクロ2階調→グレースケール]でアクションをつくって毎度処理してます。

+おまけ グレー乗っけてみた。(仮なので本チャンのコマの効果ではありません

て感じで、フリクションは結構使えそうですよ。