rhizome-archives

果風呂:根茎成長記録

液タブ雑感

これ、本気で描けますよ:液晶ペンタブ業界に嵐を巻き起こす!?――「VAIO Z Canvas」を漫画家が速攻レビュー (1/5) - ITmedia PC USER
確かに液タブ欲しい気持ちはある。
仕事場でCintiq 13HDを使ってるんだけど相変わらずモニタに繋げて特にCintiqのキーは使わずキーボードでショートカットしながらペンタブで描いてる。つまりせっかくの液タブなのに普通のペンタブレットとして使用している。液晶モニタに直に描き込む感覚ならやはりサイズが大きくないと使いづらい。
デジ絵作業でも拡大縮小できればそれでいいわけじゃないのだ。
それとモニタ面とペンの接地の感覚が慣れない。この部分は液タブを必死で使いこなして慣れてきて初めて慣れるという二段構えの慣れが必要で次元が違う感じがする。もうひとつ使ってて気がついたのは、モニタで描画や着彩してるとき、ペンそのものが邪魔で邪魔でしょうがなかった点。
モニタをみながらタブレットでカーソルを動かしている分には、カーソルかもしくは詳細設定カンマを見ているので、作画部分がほぼ隠れることが無く、その作業に慣れているのでデジタル作業時にペンでモニタ画面が隠れるのと画面にペンの陰ができるのがメチャクチャストレスになる。

というわけで相変わらず思った通りの線画はアナログでないとダメというどこまでもわがままなままです。
線画、下絵はアナログでそれ以降はスキャンしてデジタルで。

機械人形ナナミちゃんの作者さんはSurface使って海外に旅行しながら好きな場所で描くっていう選択してるのを見て、あれはうらやましいと思った。
ツールに人間が合わせるならそれなりの理由や目的が必要だと思う。
もし出張先で仕事するなら普段の1.5〜2倍くらい時間がかかるかもだけど15〜17inc程度のモニタでキーボードもつけてじゃないとこなせないだろうなあ。子供が2日間入院したとき病院に付き添いしながら17incのmacbookproでなんとか締め切り守ったことはあった。あのときはすっごい肩こりになりました。

毎回ペンタブ&液タブの進化でにぎわうけど何時になったら私はその技術にあやかれるのかなー